https://www.youtube.com/watch?v=vHXw9m9QKTY
作者: 𣇵
肯定した切り裂いた最低な言葉が咲く
幾度經た諦念
思い出した反故にした約束を
「然樣なら 又、何處かで逢へるね。」 と
晨星落々の仄めく天に孛星在りて、
禍亂は吾が溘焉たる死を望めり。
暫しの憇歇の後、彼岸迄の逕を覓めむ。
澱んだ雨、浽溦とて足取りは重くて
所詮、絕へてしまう逢瀨なら
屹度出逢はない方が好かったと
噫
消ゆる徃にし方 願ひ何處へ。
ほとろに微睡み貳十貳夜、
戀居れは悒く夏箱庭、
待てと暮らせと君は來す。
いさよへは凶に醉ふ
いさ醉へは景呻吟ふ
寸導、寂滅爲樂の頽廢にこそ倖有れ。
ゆふととろき、貴方と共に。