浮世絵の世界をのぞいてみれば、江戸のリアルな暮らしが見えてくる!江戸の大人気アイドルが登場。一見同じような顔に見える三美人だが、三者三様の個性が火花を散らす!
美人画の名手、歌麿が描いた“寛政の三美人”。吉原の売れっ子芸者・冨本豊雛(とよひな)と茶屋で働く高島おひさ、難波屋おきた。寛政期の江戸のアイドルトップ3だ。黒髪、色白、切れ長の目。一見、皆同じ顔立ちのようだが、細部をよく見ると、三者三様の個性がみえてくる!?芸に秀でたNo.1芸者の豊雛に比べ、茶屋で給仕するおひさ、おきたはより身近な存在。まさに「会いに行けるアイドル」だった。“評判娘”の魅力とは?