浮世絵の世界をのぞいてみれば江戸のリアルな暮らしが見えてくる! 花見の名所、隅田川。その川の土手に、まるでめりこんでいるような短い鳥居を発見!これは一体何!?
歌麿が描いた“江戸の花見の名所”。大勢の客が、春を満喫している。客の後ろには、神社の鳥居が地面にめり込んでいるように見える。この珍しい風景が、当時人気を集めた。その景色の理由をひもとくと意外な歴史が…。また、花見客の視線の先をたどると、一人の女性。どうも、酔っ払っているようだ。いつの時代も、ついつい飲みすぎて羽目を外してしまう人はいるようで、お付きの人は大変!周囲の人は、くすくす笑い…。